2012年1月10日火曜日

報告いただきました

皆さんのお手元に機関誌「私たちの自然」1,2月号は届きましたでしょうか?

1,2月号にバードピアの情報発信を載せましたので、連盟の会員はもちろんですが、非会員でバードピアの登録者の方にもお送りしました。

早速、静岡県の山本さんからメールをいただいたので紹介します。

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野鳥の巣箱

 わが家には巣箱が4つあります。

 3つは私の手製、1つは英国製で、これらへの3年間の営巣結果を報告します。

 手製のものは入り口の直径は2.8~3.0mm、ヤマガラやシジュウガラが良く利用してくれます。これらの中で、英国製のものにヒントを得て外壁にクレマチスの絵を描いたもっとも派手なものに良く営巣しているので野鳥は色や柄は気にしないようです。
 
 英国製のものは外壁2面にステンドグラスが入っており、そのため内部が明るくなっています。入り口は他と同じ3mmですが、まったく営巣しないので、内部が明るいのは嫌いなようです。英国の野鳥は明るいのが好きなのかもしれません。

 もっとも恐ろしい天敵は台湾リスで、子どもが巣立つ頃に入り口をかみ破って進入します。また抱卵中にスズメバチが巣箱の天井に巣を作ってしまい、泣く泣く放棄しました。野鳥の世界も大変です。

 珍しいと思ったのは2月の寒さが厳しい夕暮れ時に、シジュウガラがあたりを警戒しつつ、巣箱の中に入り、そのまま暗くなりました。寒さよけに巣箱を使うということであれば嵐のときにも避難場所になるのかもしれないと思われます。

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ステンドグラス付の英国製の巣箱が気になります・・・

自宅にかけた巣箱で鳥たちがヒナを育てているなんてすばらしいですね。
しかし、天敵に襲われて失敗することもしばしばで、なかなか、上手くは行かないようで残念ですね。自然は厳しいです。

さて、前の年の巣材などが残っていると、ダニや虫などが住み着いていることがあり、よくありません。
巣箱は冬の間に、きれいに掃除をしてかけ直すようにしましょう。

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